山門とは、禅僧が修行する山に入る入口の境界を示すもので、二世・本行玄宗禅師の揮毫による眞光山の山号額が掲げられています。この山門は、四世・月山哲哉老師(大槻哲也)が、禅道場復興の最初として、横浜市鶴見の大本山總持寺の跳龍室玄関を譲り受け移築したものです。大正時代の建築で、屋根瓦には大本山總持寺が後醍醐天皇から許された五七の桐の紋が見え、柱組や欄間も見事なものです。